赤系統の色であり、ラテン語に由来しクリムゾンとも言われ同じ語源である。コチニールとは南米メキシコなどにてサボテンに付着するカイガラムシのことであり、コチニールの雌の血が原料とされている。これを潰して乾燥させて温水・熱水などで色素を抽出していた。アントラクノンレッドなどのさらに明るい赤の合成色素が開発されるとそういった色がカーマインとされる傾向になっている。日本の深紅は紅花染めの赤色をいうが、西洋においてはコチニールから採取された動物性染料を指す。1550年頃、メキシコのサボテンに寄生したコチニールが大航海時代のヨーロッパに知られるようになる。以前はヨーロッパ樫の木に寄生するケルメスカイガラムシから染料を採取していたが、コチニールはケルメスカイガラムシよりもはるかに発色がよく耐久性に優れていたため、よく使われるようになった。現在でもアルコール飲料のリキュールやお菓子、かまぼこなどの着色に使われている。
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